2019年6月14日金曜日 産地視察 in 沼津
静岡県は、沼津市にある、こだわりの味協同組合の干物を作っておられる
奧寅商店さんに訪問しました。
奥寅商店さんは、無添加の干物で弊社も販売させていただいていますが、
加工場内も一切の添加物を使用せず、原料と塩と水と風のみで
シンプルな干物を作っておられます。
干物自体あまり添加物を使用していないイメージがありますが、実は、ほとんどの商品は
保存料、酸化防止剤(ビタミンC)・・・ここでは、ビタミンCと言いますが、栄養剤に使用される
ビタミンC とは違うのですが、、、また、いつか、説明しますね
色を良く見せるために、保存期間を長くするために、いろいろな添加物は使用されているそうです。
特に、見た目を良くするものは、多様化されているイメージですが、、、
そんな中、奥寅さんの商品は無添加で加工され、
原料の魚も、よく吟味された魚だけを使用し、じっくりと時間をかけ完全手作りの
旨味溢れる干物です。
入荷した魚を、職人さんが1枚1枚丁寧に開き
富士の伏流水で丁寧に洗浄
アルカリイオン水と沖縄産の自然塩だけの漬け汁で味付け
漬け汁も、2〜3℃で管理
漬けたものものを、富士の伏流水で洗浄し
水を切ったら、網の上に並べ乾燥する
冷風除湿乾燥で天日干しに近い環境で乾燥
その後、−40℃で急速冷凍し出荷されます。
この一連の中にあるように、手作業、塩、水、風ととてもシンプルな工程です。
ですが、シンプルだからこそ1つ1つの工程に妥協ができな、シンプルだからこそ
本当のうまさが出せると、3代目の奥村社長がお話しされました。
シンプルだからこそ、1つ1つを妥協ができない、深くもあり、とても考えさせられる言葉に感謝です。