フランスワインの旅 NO2 は、ボルドー地方 コート・ド・カスティヨン
「シャトー・シャンション」
オーナー パトリック
13年間、サンテミリオンの特級シャトー・カノン・ガフリエールで責任者を務めたパトリック氏が、実家に戻り実力発揮。それまで行っていた農協への桶売りをやめ、有名産地の価格が高騰している中、自分の思うワインを適正価格でと造り始めた。これ以上ないというほど恵まれた条件の畑から丁寧に収穫されたぶどうからなるワインは、あっという間に世界に評価が上がっている。
「ワインの質を上げることがいきがい」と言い切る情熱家。
2010年から有機栽培を取り入れ、2013年認証。(有機の認証を得るためには3年以上農薬、除草剤を使用してはならない。)
パトリック氏「もっと早く有機栽培を取り入れればよかった」と訪問中に熱く語られていました。
室内の温度を一定に保つために、半分地下に埋まった貯蔵庫、この際も、出入りで温度が上がらないよう、パトリック氏は目を配っており、ぶどうの熟成と室温の切っても切れない戦いがあるのだと知りました。
昼食は、試飲も兼ねて、蔵で頂きます。
昼食は、バケットに乗った、生ハム、ハード系チーズ、サラミ、ピクルス、レバーのパテなどさまざま昼食。
見てのとおり肉が中心です。ここで、豆知識・・・そもそもワインがブームになったきっかけは、フランス人は動物性脂肪を多く摂取するのに、心筋梗塞での死亡率が低く。これが「フレンチパラドックス」とよばれ、世界で赤ワインブームとなるきっかけとなりました。赤ワインに含まれるポリフェノールがその理由です。たにも赤ワインには、
がんの予防・・・・血液中の悪玉コレステロールの酸化防止、血小板凝縮を抑制し、血栓症を予防します。
また、活性酸素除去力が強いのでアルツハイマーの予防にも良いとされています。
三次フードセンターのワインリストは、買いやすく、飲みやすい、赤ワイン2種類をご用意しています。
シャトー・シャンション トラディション 赤 1本 1280円
パワフル度★★☆☆☆ スムース度★★★★☆
ぶどう品種 メルロ カルベネフラン カルベネ・ソーヴィニオン
特徴 とにかく丁寧に収穫されたぶどうから造られるワインは、低価格ラインと言えども、エレガントでなめらか。タンクの中でゆっくり熟成させてから瓶につめてます。
感想 甘み、タンニン(渋み)もちょうど良くまろやかで飲みやすい。酢豚、ハンバーグ、豚のしょうが焼きなどに合いそうですね。
シャトー・シャンション ナチュラル サーカス 1本1580円
パワフル度★☆☆☆☆ スムース度★★★★★
特徴 ボルドーの硬いイメージを打破したいと、瓶もボルドーの瓶の形から、ボルドーには珍しいブルゴーニュスタイルの瓶で、スイスイのめるのが特徴です
感想 とてもさっぱり飲め、フルーティな赤ワインで、ワイン初心者の方、また、赤ワインが苦手な方にも、無理なく飲むことが出来るワインです。
赤身のステーキなどのお肉にぴったりのワインです。
「食」をもっと楽しく もっと美味しく more Foodies